仙骨を温める

仙骨を温めるとどうなる?

体の不調を改善するためには、体の様々な部位にあるポイントを刺激することが役立つことがあります。

その中でも特に重要な役割を持っているのが、下半身の大腰筋を支える「仙骨」です。

この仙骨を温めると、意外な効果があるのです。

具体的には、血液の流れを良くし、生命エネルギーを活性化させ、

さらには全身の機能を向上させる効果が見られることがあります。

仙骨の役割とは?

仙骨は、腰椎下部に存在する三角形をした骨で、骨盤の中心にあります。

人間の体において、背骨は重要な役割を果たしており、その中でも仙骨はとりわけ重要な役割を担当しています。

一つ目は、下半身の筋肉を支え、あなたが立っているときに体のバランスを保つこと。

二つ目は、腸の動きをコントロールし、排泄機能を促すこと。

三つ目は、視覚や聴覚など感覚を司る脳神経の伝達路となっていることです。

仙骨を温める効果

仙骨を温めることによって得られる効果は多種多様ですが、特に注目されるのが疲労回復と冷え性改善です。

温めることにより血液の流れが良くなり、ここに集まる老廃物を排出する働きが活発化します。

これにより、疲労感を軽減し、リラックス効果をもたらします。

さらに、血液循環が良くなることで、体温を適切に保つことも可能となり、冷え性の改善にもつながるのです。

改善につながる理由

腹部を通る大動脈でもある「腹大動脈」から枝分かれした血管「正中仙骨動脈」「外側仙骨動脈」の

主要の血管の他にあらゆる血管が仙骨にはあります。

また、東洋医学の観点から「八髎穴」(はちようけつ)と言って左右に4つ

合計8個のツボがあります。

骨盤の内側の血行を良くして、臓器を温めるツボです。

さらにリラックスを促す副交感神経が通っているため、

自律神経やホルモンのバランスまで改善方向に働く要素がたくさんあるのです。

仙骨を温める具体的な方法

仙骨を温めることは、全身の血行を改善し、冷え性や便秘、リラクゼーションにも効果的な方法と言われています。

オススメの方法は、

お風呂に入ったとき、シャワーで30秒、仙骨に41度ぐらいのお湯を当ててみましょう。

そうすると腰からじんわり温まり、眠りやすくなるとも言われています。

また、冬であれば仙骨にホッカイロを貼ってもよいですね。

最後に

日常生活の中で疲れやストレスが溜まってしまった時にもぜひ、仙骨を温めましょう。

身体の冷えは、多くの不調につながってもきます。

とても簡単な健康法ですので、続けて身体の変化を体感してくださいね。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です