足裏にある3つの大切なアーチ

足裏の3つのアーチとは

足裏には身体を支える重要な役割を担っている3つのアーチがあります。

これらは内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチに分けられ、たった2%の表面積で

全体として立って歩くなどの日常的な動きを支えています。

3つのアーチが人間の立つポジション、歩く姿勢に影響を及ぼす、重要な要素となっています。

アーチの役割とは

足裏の3つのアーチは、

体重を支え、重心の移動をスムーズに行うバネの役割があります。

また、地面の衝撃を吸収して関節の負担を減らすクッションの役割もあるのです。

足の構造

足首の骨を見ると上からの重心と踵からの重心の位置が違います。

ズレやすい構造のため、足首の安定のための筋肉が正しく動いていることが必須となります。

アーチが崩れると

内側縦アーチが潰れていると偏平足と言われていますが、

O脚やXO脚の方に多くみられます。

足部の骨の位置がずれ、着地も不安定のため、膝の負担が多くなり、

膝痛の引き金にもなります。

アーチを整えていく事は、美脚や膝痛予防としてもとても大切です。

アーチのエクササイズ方法

簡単なエクササイズ方法をご紹介します。

  1. 5趾をあげます。
  2. 親指だけ下ろします。

親指以外の指も動いてしまう場合は、手で押さえて行って見ましょう。

また、グーチョキパーなどもとても効果的です。

靴選びと履くコツ

ドイツでは整形外科靴マイスターという靴の専門家がいます。

最近、日本でも活躍されている方も増えてきました。

自分の靴に合うものを作るとなると、とても高価な物になっていますが、

靴はとても大切なアイテムなのです。

市販の靴を選ぶとすると

  1. 踵がしっかりしたもの
  2. つま先を下に向けて上から押したときに3分の1で曲がる

このようなものがベストです。

また、靴を履く場合のコツは、

踵で「トントン」と床を叩き、つま先が天井のまま靴紐をしっかり結びます。

床に足裏を付けたままでは、アーチが潰れてしまうので足裏を床につけないまま

紐を結びます。

外反拇指などでピッタリとした靴がない場合は、インソールで調整しましょう。

最後に

着地は、上半身にも影響してきます。3つのアーチが働いていると足裏全体に体重が乗ります。

足裏をゴルフボールでゴロゴロして柔らかくしてから、エクササイズを続けてみましょう。

 

 

 

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