一歩を大切に: 正しい歩き方で身体を整える方法
はじめに
みなさんは自分の歩き方にが信を持っていますか?
日常的に何気なく行っている歩行ですが、歩き方なんて習ったことがないので正直、自分流ですね。
ウォーキングはお金もかからない健康ライフに簡単に取り入れやすい有酸素運動。
もし、それが癖のある偏った歩き方だとしたら、もったいないですね。
今回は、正しい歩き方を解説します。
正しい歩き方がなぜ重要なのか
正しい歩き方をすると身体の筋肉の70%が使われています。
反対に癖のある乱れた姿勢で歩くと筋肉のバランスが崩れ、痛みやむくみの原因になります。
「1時間、毎日歩いているのにむくみがひどい」とお悩みの方もおられますが、
歩きを見させていただくと体重がしっかり片足に乗せられていなかったり、
膝を曲げて歩いてしまっていたり、
かかとから着いていなかったり・・・
間違った歩行は筋肉痛、腰痛、さらには慢性的な健康問題を引き起こす可能性があるのです。
正しい歩き方とは、簡単に言うと正しい姿勢で歩いているかどうかです。
歩く姿を一度、ウィンドウ越しに確認してみましょう。
正しい歩き方の実践
まず壁に背中を付けてみましょう。
頭ー背中ーお尻ーふくらはぎーかかと
この5点が付いている状態が良い姿勢と言われていますのでこの姿勢から1歩足を踏み出すイメージです。
歩きの意識ポイントとしては、
①お腹の中のコアの筋肉を意識。身体が上に吊り上げれているようなイメージです。
背筋がのみ、腹筋、背筋を働かせます。
②目線は1km先を見ましょう。(頭の位置を無駄に動かさない)
頭の位置は、背骨の延長上にあることで身体は軸回旋で歩く事が出来ます。
➂後ろから誰かが骨盤を持ってもらっているイメージで骨盤は水平を保ちます。
骨盤が安定して骨盤周りの筋肉が正しく連動して動きます。
④腕を振ります。
腕を振ることで身体は自然に回旋して足が前に出てくるのです。
肩の力が抜け、楽に動く事が出来ます。
そして筋肉を上手に使うための動作ポイントとしては
①かかとから着き、つま先に体重が移動しますが、親指をイメージします。
膝痛や腰痛、あるいはO脚の方は、足裏の外側重心になりがちです。
靴の中で親指が付いている感覚を感じましょう。
②前に出した足にしっかり乗ります。
しっかり乗る事で膝は伸び、腿前の大腿四頭筋が活躍します。
➂前の足に体重が乗り切るまで後ろの足は、前に出さない。
そうすることで足のあおり動作につながり、腿裏のハムストリング、お尻の筋肉が働きます。
前に進むことで自然に後ろの足が前に出てくるイメージです。
正しく歩いている姿は、モデルさんのように颯爽としていると思いますよ。
身体が整う歩き方
筋肉のバランスを保ち、健康の維持につなげるにはウォーキングは最適です。
そのためには、「正しく歩く」=「正しい姿勢で歩く」です。
日頃の姿勢から見直していきましょう。
さらに、もう少し筋肉を鍛えていきたいという方は、
階段や坂道、早歩きやゆっくりのインターバルを取り入れるなど工夫次第です。
階段を昇るときは、お尻とハムストリング。階段を降りるときは、大腿四頭筋を使います。
筋肉を正しくバランス良く使うことは、痛みや不調の改善に効果絶大ですよ。
まとめ
この記事で解説した正しい歩き方をぜひ試してみてください。
毎日の一歩一歩が、あなたの健康への新たな一歩となることを願っております!