『バナナは太る』は本当なの?バナナとダイエットとの関係性について

バナナは太る?

バナナは人気のあるフルーツであり、健康に良いと言われています。

しかし、「バナナは太るのではないか?」という疑問や誤解も存在します。

この記事では、バナナの栄養価やカロリー、体重管理との関係について詳しく解説します。

バナナの栄養価とカロリー

バナナは栄養価の高いフルーツです。

バナナには炭水化物、食物繊維、ビタミンC、カリウムなどが含まれおり、

カロリーはというと、1本(約100g)約86kcalです。

他のフルーツの中ではやや高めですが、

・ご飯(1杯150g)     252kcal

・食パン(1枚80g)    211kcal

・チョコレート(1枚70g) 390kcal

これに比べたらバナナのカロリーは高くないですね。

バナナと体重管理の関係

バナナの糖質は、1本(100g)22.5g。

ちょっと高いですが、バナナに含まれる果糖は、

血糖値が上がりにくく肥満に直結するものではないと言われています。

 

また、グリセミック・インデックス「GI値」と言われる指数があります。

食品に含まれる炭水化物が血糖値の上昇を引き起こす速度を表した指数のことで、

高GIや低GI で判断されます。

高GIと低食物繊維の食事でBMI(肥満度を表す高く指数)が高くなると言われていますが、

バナナは意外とGI値が高くないのです。

・ご飯      73

・パン      75

・スパゲティ   49

・玄米      68

・コーンフレーク 81

・バナナ     51

・スイカ     76

・オレンジ    43

低GI食品の方が、血糖値の上昇がゆるやかなため、

肥満になりにくいと言われています。

バナナの適切な摂取量と食べ方のコツ

バナナの適切な摂取量は個人の体格や活動レベルによって異なりますが、

一般的には1日に1~2本程度(200g以内)を目安とすることが一般的です。

食べ過ぎるとカロリーオーバーにつながります。

また、バナナを主食に置き換えるのもNGです。

ご飯の糖質と種類が違うのです。いくら栄養価が高く太りにくいと言われていても

多くの栄養素を取るためには、バランスよく他の食材と組み合わせて摂取してください。

 

食べるタイミングのオススメは、朝です。すぐにエネルギーに変わり、持続する特徴があるので

1日のスタートにはもってこいですね。

 

バナナのオススメの食べ方

乳製品と組み合わせて食べると良いです。

バナナに含まれるマグネシウムは血管の収縮を抑え、拡張する働きがあり

カルシウムと一緒に働くため乳製品と組み合わせるのが効果的なのです。

例えば、ヨーグルト。

ヨーグルトは、バナナに含まれていないタンパク質が含まれていることと

ヨーグルトの乳酸菌とバナバに含まれる食物繊維を一緒に摂る事で

より一層腸内環境を整えてくれるのです。

ただし、女性は、乳製品を摂りすぎると太る原因になりますので

適量ですね。

バナナの意外なメリット

1. 高血圧予防

カリウムを豊富に含んでいるので塩分の排泄を促す役割があります。

高血圧やむくみの解消、運動中の筋肉のけいれんなどを防ぐ効果に期待できるのです。

カリウム含有量

・バナナ 360㎎

・キウイ 290㎎

・ごぼう 320㎎

・人参  300㎎

・みかん 150㎎

・りんご 120㎎  

2. 動脈硬化予防

ビタミンCやポリフェノールが多いので動脈硬化予防につながります。

また、トリプトファンは、神経を落ち着かせ、睡眠を促す作用もあります。

3. 美容効果

バナナにある捨ててしまいがちの「スジ」。

実は、美容効果の高いポリフェノールが多く含まれているらしいのです。

捨てずに食べた方が良いとか・・・

まとめ

バナナは意外にも太らない、栄養価の高い食べ物です。

バナナを楽しみながら健康的な食生活を送るためには、

バナナは健康的な食生活の一部として取り入れることで、

バランスの取れた体重管理をサポートしてくれるでしょう。

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