教室の料金設定とクラス設計のポイント ~ 無理なく続けるためのやさしい始め方

セルフケア教室を始める時に必ず出てくる最初のハードル、

それが「料金をいくらにするか」「どんなクラス構成にするか」

 

実はこの2つは、講師自身が続けやすいように設計することがとても大事です。
参加者目線だけでなく、講師の負担が少ないほど、長く続けられます。

■ 1.参加しやすい価格帯から始めるのが成功のコツ

最初は 1,000〜2,000円 が参加しやすい価格帯。
高すぎる必要も、安すぎる必要もありません。

◆ よくある誤解

「初心者だから安くしないと…」
→ 実は安すぎると「価値」を感じてもらえないこともあります。

◆ 大学生の場合

  • 500〜1,000円にすると、「行ってみようかな」と思いやすい

  • アルバイトより効率がいい収入になることも伝えられる

◆ 社会人の場合

  • 1,500〜2,000円がストレスなく続けやすい

  • 健康に時間とお金を払うことに抵抗がない層が多い

 

■ 2.45〜60分のクラスは、講師の負担も少なく質も保ちやすい

初心者相手に長時間レッスンは必要ありません。
むしろ 短い方が集中でき、満足度も高い ことが多いです。

◆ 実際に人気が高い流れ

  1. 呼吸で姿勢を整える

  2. 上半身

  3. 下半身

  4. 今日のメインテーマ

  5. クールダウン

初心者が不安なく参加できる、安心のテンプレートです。

 

■ 3.月謝制は「習慣づくり」がしやすい

継続したい気持ちがあっても、
「次いつ行こうかな…」と考えている間に月日が経ってしまう人が多いんです。

月謝制にすると、
「決まった曜日に行く」という習慣が作られやすいメリットがあります。

大学生にも社会人にも有効。

 

■ 4.最初のテーマは「誰でも困っている悩み」を選ぶ

悩みが具体的であるほど人は行動しやすいもの。

  • 肩こり

  • 腰の張り

  • ぐっすり眠れない

  • 猫背が気になる

こういった「生活に直結するテーマ」でスタートすると、必ず人が集まります。

 

 

■ 今日のまとめ

  • 料金は1,000〜2,000円がちょうどいい

  • 45〜60分の構成が質を保ちやすい

  • 月謝制は習慣化につながる

  • 初回テーマは「誰でも経験する悩み」がベスト