なぜこの流れは特別ではないのか
ここまで、私自身の経験をお伝えしてきました。
子どもの怪我をきっかけに学び始め、
身体が変わり、活動が広がり、法人化に至るまでの流れ。
こうして振り返ると、
ひとつの道としてつながって見えますが、
当時はその先が見えていたわけではありません。
目の前の課題に1つ1つ向き合う
この流れは、目の前の課題に1つ1つ向き合ってきたからだと考えています。
- 分からないことがあるから学ぶ
- 足りないと感じて学び直す
- 目の前の人に必要なことを考える
- 続ける中で少しずつ形が変わっていく
とてもシンプルですが、
この積み重ねが結果につながっています。
最初から「こうなろう」と決めて進んできたわけではありません。
できることを少しずつ増やしていった結果、
気づけば今の形になっていました。
ここで一つ感じていることがあります。
それは、この流れは決して特別なものではない、ということです。
特別な資格や才能があったからではなく、
「できる範囲で続けてきたこと」が
形になっただけです。
失敗を恐れず動いてみる
実際、学び始めた頃の私は、
自信があったわけでもなく、
むしろできないことの方が多い状態でした。
覚えることに時間がかかり、
理解するまでに何度も繰り返す。
周りと比べて焦ることもありました。
それでも続けてこられたのは、
「できることからやる」という意識だけは
手放さなかったからだと思います。
この仕事において大切なのは、
最初から完成された状態を目指すことではありません。
むしろ、
未完成のままでも動き始めることです。
やりたいことなのにできない理由で縛りつけていた
多くの人が、
「まだ足りない」「もっと学んでから」と考え、
行動するタイミングを後ろにずらしてしまいます。
私も知り合いから
「どこまでやったら満足?」
「スタートなんてみんな完璧な姿じゃない」
と言われたことがあります。
自分のサロンを持ちたいと思っていましたが
なかなか一歩を踏み出せなかったからです。
そこには、スタートラインに立っているのに躊躇している自分がいました。
計画は必要ですが完璧を求めすぎていて
できない理由を並べていたからです。
実際に踏み出したとき
動きながらでないと見えてこないことの方が多くありました。

やってみるから気づき、
気づくから学び、
学ぶから変わる。
この循環が生まれると、
自然と次のステップに進めるようになります。
振り返ると、
大きな転機に見える出来事も、
すべて小さな選択の積み重ねでした。
だからこそ、この流れは
限られた人だけのものではありません。
特別な能力ではなく、進み方の順番
いきなり結果を求めるのではなく、
目の前の一歩を丁寧に積み重ねること。
それが結果として、
長く続く形につながっていきます。
この仕事は、
誰かと比べて優れているかどうかではなく、
「続けているかどうか」がそのまま価値になります。
最初の一歩はとても小さくて構いません。
むしろ、小さいからこそ続けられます。
そしてその一歩が、
次の選択肢を広げてくれるのです。

