教室運営のはじめの一歩 ~ 開催準備と心構え

「教室をやってみたいけど、何から始めればいいんだろう…」

 

そう思う方は多いですが、

実は少しの準備と工夫で誰でもスタートできます
身体を整える専門家としてのグループ教室は、

初めてでも「小さな一歩」から始められるのが魅力です。

 

■ 教室を開く前に必要な準備

 

  1.教室の目的を明確にする

 

    例1:オフィス向け「肩こり・腰痛解消教室」
    例2:学生向け「姿勢改善&リフレッシュ教室」
    例3:高齢者向け「転倒予防&筋力維持教室」

 

    目的を決めると、参加者に合わせたプログラムを組みやすくなります。
    「肩こり解消なら5分でできる簡単ストレッチから始める」

    「学生向けならゲーム感覚で体を動かす」など工夫できます。

 

  2.対象者を決める


    社会人:仕事終わりや休日に参加しやすい時間帯
    学生:授業や部活の合間、放課後に参加しやすい時間帯

 

    ターゲットを明確にすることで、

    参加者募集や教室内容の調整もスムーズになります。

 

  3.開催場所の確保


    学生:大学の空き教室や体育館、サークル活動スペース
    社会人:地域のコミュニティセンター、公民館、レンタルスペース
    オンライン:ZoomやTeamsを使えば、遠方の参加者も集められます

 

    具体例

    大学生Aさんは、放課後1時間だけ空き教室で週2回開催。

    部活の仲間も参加し、友達と一緒に体を整える楽しみができました。

 

  4.時間・参加費の設定


    例:2時間で10名参加、参加費1,500円 → 1回で15,000円
    週1回でも月4回で60,000円の収入に
    参加者の人数や料金は、教室の規模に合わせて調整可能

 

  5.プログラムの内容を決める


    例:ウォーミングアップ5分、

      呼吸と姿勢チェック10分、

      筋肉ほぐし20分、

      まとめ・質疑応答15分

 


    当法人のセルフケアプログラムをベースにすると、

    初めてでも安全・効果的に指導可能


    具体例

    学生Bさんは、呼吸法+簡単ストレッチ+肩甲骨ほぐしの3ステップで教室を構成。

    参加者は「2時間で体がスッキリした」と好評でした。

 

■ 心構えのポイント

 

  • 完璧を求めすぎない
     初回から全員に完璧な指導は不要。参加者と一緒に学ぶスタイルでOK。

  • 笑顔で安全第一
     「ここは安心して体を動かせる場」と伝えるだけで参加者は安心。

  • 自分も楽しむ
     講師自身が楽しむことで、教室全体の雰囲気が明るくなる。
     参加者の声:「先生が笑顔だと、緊張せずに参加できる」「体が軽くなるだけでなく、心もリフレッシュできる」

 

■ 大学生にとっての具体例

 

  • 放課後1時間だけ大学の空き教室で教室を開き、週2回の部活感覚で運営

  • 学内サークル活動として認定される場合もあり、履歴書や面接で「教室運営経験」としてアピール可能

  • 参加者と一緒に体験することで、コミュニケーション力やリーダー力も身につく

 

■ 社会人にとっての具体例

 

  • 仕事終わりの18:30〜20:30に会社近くのコミュニティセンターで教室開催

  • 月4回で60,000円前後の収入を確保しつつ、地域貢献にもつながる

  • 参加者が「教室が生活の楽しみ」と言ってくれることで、やりがいも倍増

 

まとめ

 

  • 教室は「目的・対象・場所・時間・プログラム」を決めれば始められる

  • 完璧を目指さず、参加者と一緒に楽しむ心構えが大切

  • 具体例や数字をイメージすると、学生も社会人も自分ならできそうと感じられる