【STEP5】冷えや代謝アップのコツ!深部体温を上げて腸の活性を目指せ!!
はじめに
あなたの平常体温は何度ですか?
- 35.5℃以下 がん細胞が活性
- 36℃以下 自律神経不調、消化器障害、婦人科系疾患
- 36.5℃以下 こり、はり、むくみ
平常体温は、36.7~37.2℃あると良いと言われています。
腸の深部体温は38℃で活性
腸には身体の免疫細胞の70%が集まっており、身体を守っています。
そのため、腸内環境を整えるには腸の深部体温が38℃になることが必要。
平常体温が36.7~37.2℃にならないとその体温が維持できないのです。
なかなか平常体温を上げる事は難しいですが体温が1℃上がるだけで
- 免疫力 30%アップ
- 基礎代謝 13~15%アップ
- 年 4kg痩せる
これを見たら「冷えを改善=痩せる」につながる重要なポイント。
なぜ足と手が冷える?
通常の血管は、「動脈→毛細血管→静脈」を通って心臓に戻ります。
でも、身体が寒さを感じると身体の熱が逃げないように
身体体温調整に関わる手や足の動静脈吻合という特別な血管が働きます。
動静脈吻合は、動脈と静脈を直接つなぐやや太い血管。
手先や足先の抹消に行く毛細血管を通らず「動脈→動静脈吻合→静脈」となり
末端の「冷え」になるのです。
日頃からできる冷え対策
●お風呂!
お風呂は汗もかけて代謝を促進する場所。
温度によってはリラクゼーションも促してくれるので必ず湯舟に入りましょう。
リラクゼーションの観点から湯舟の温度は
- すぐ寝たい場合 38℃前後
- 疲労回復したい場合 41℃以上
また、42℃のお風呂に入浴すると歩行している消費カロリーと同じカロリーが
消費されると言われています。
60㎏の方が10分入浴・・・36kcal (日本体育協会スポーツ科学委員会)
60㎏の方が10分歩行・・・30kcal (日本糖尿病学会)
●身体の「冷点」を温める
身体には冷たいと感じる「冷点」があり、首、耳、顔がその部位になります。
特に首ですが、ネックウォーマーやスカーフなど夏冬関係なく対策しましょう。
また、冬場は足首もレッグウォーマー、仙骨にホッカイロなども有効です。
代謝を上げるエクササイズ
●ふくらはぎを使ってリンパの流れを促進しましょう。
- 四つ這いになってお尻を上に上げる
- 踵を真後ろにしっかり踏ん張るように足踏みを行う
→ 第二の心臓のポンプを使ってリンパや血流の流れを促進することで身体が温まる。
●一番大きな筋肉群を使って代謝を上げる。
- 踵を付けて立つ
- お尻をギュッと引き締め、内腿を引き寄せながら踵を上げる
- 踵は、離れないように上げましょう
→ 脚の筋肉を使い、脚のラインを整えることで代謝アップにつながります。
手の冷え対策も必須
手はいつも握る事が多いので伸ばすストレッチをしましょう。
- 指を1本ずつのばす
- 1本20秒程度行う
→ 終わると手の平が赤くなり血流が促進します。
また、「蓋が開かない」などの力が入らない場合の対処法としても有効です。
参加者の声
「夏シャワーを辞めて湯舟にしたら身体のダルイ感じがなくなった」(30代・女性)
「前よりも体温が上がって風邪をひかなくなった」(50代・男性)
「手のこわばりが減った」(70代・主婦)
まとめ
「冷えは万病のもと」と言われるように身体が冷えると様々な不調の原因になると
言われています。
手や足が冷えている場合は、身体の芯部が冷えています。
手足を温めるのではなく、身体の芯部から温める対策をしましょう。
日頃から取り組める事を続けて流れの良い身体することがポイントです。
次回予告:STEP6「股関節を整えて美脚革命」
脚を整えるためのノウハウをSTEP6~8でお伝えします。
STEP6は、股関節。
ここが正しい位置にないとお尻が外側に大きく張り出したり
膝の痛みやO脚、X脚、XO脚などの足のラインにも影響してきます。
また、脚は運動の影響が隣接される関節にまで波及するので
股関節、膝関節、足関節の全体を見ていく事になります。
お楽しみに!