40代主婦が学び始めた理由

きっかけ

 

私がトレーナーになったきっかけは、子どもの怪我でした。

3人の子どもはサッカーを頑張っていたのですが、

一番下の娘が膝が痛くなり、今までの動きができなくなってしまったからです。

 

それまで私は、身体の専門家でもなく、
ごく普通の主婦でした。
特別な知識もなく、運動は好きで何でもやってきましたが

特別、経験が豊富だったわけでもありません。

 

ただ、「どうにかしてあげたい」という思いだけがありました。

 

悪戦苦闘の学びだったけど新鮮な日々

 

子どもの怪我をきっかけにトレーナーの勉強を始めました。
年齢は40代。

正直に言うと、想像以上に大変でした。

 

 

携帯を使うようになってから字を書くことが少なくなっていたのか

講義のメモを取る事さえままならない状態でした。

また、筋肉の漢字は難しく全てひらがなでメモを取り

家に帰ってから書き直すのですが、

なぐり書きの字は、解読不能になることもしばしばでした。

専門用語は覚えられない。
授業についていくだけで精一杯。

 

他の参加者は、トレーナー関係の大学を出ている方や

医療従事者などの専門知識をある程度持っている方が多かったため
自分だけが遅れているように感じることもありました。

 

「本当にできるのだろうか」

何度も思いました。

 

それでも続けられたのは、
「知りたい」という気持ちがあったからです。

毎回、「学び」は新しい発見ばかりでしたので新鮮でした。

 

私が学んだ内容は、パーソナルトレーナーの資格取得の内容で、

コンディショニングという「身体を整える」というものでした。

不調の筋肉はどこから来るのか

身体のモニタリングから始まり、ターゲットの筋肉をほぐす。

そして再学習させて安定させるという手法です。

 

実践するとすぐ変化することに驚きがありました。

「こんな少しのことで身体は変化するんだ」

 

発見の多い学びは、メモ取る苦痛なんていつの間にか吹っ飛んでいました。

 

できなかったことだからよかった

 

学んでいる間も私は、優等生ではありませんでした。

全く身体についての学びをしたことがなかったので

「リンパ」と言われてもそれがどんなものなのかわからず

1問1答などの簡単な質問も答えられませんでした。

 

でも

身体はなぜ痛くなるのか。
なぜ同じ動きをしても差が出るのか。
なぜ不調が続くのか。

理論的に身体について学びを深めていくことで

だんだんと身体の構造が見えてきました。

 

わからない事があると前に進めない性格もあって

「なぜ?」ってなると調べていました。

 

勉強を始めた頃の私は、
劣等感でいっぱいでしたが

いつの間にか気にすることも忘れていました。

 

今振り返ると、
その「できない側」からのスタートが
いちばんの財産になっています。

 

分からない人の気持ちが分かる。
難しい説明をそのまま使わない。
できない前提で考える。

理論的に理解することから始める。

 

この姿勢は、後の指導の土台になりました。

 

「説明がすごくわかりやすい」

 

そのような感想をいただくたびに学んだ時の自分を思い出します。

 

最初からトレーナーになろうと思っていたわけではありません。

子どものための学びが今では生業になっています。

40代と遅いと思われる一歩でしたが、
その一歩がなければ今の活動はありません。

 

「学ぶ」というのは、
知識を増やすことだけではなく、

「探求心」とともに
自分の可能性を広げることなのかもと感じます。

 

「学びは、いつでもできる」

40代から始めた私が皆さんに伝えられることです。