膝の健康を守るために知っておきたい!内側広筋の重要性
はじめに
膝の健康を守るためには、内側広筋という筋肉の存在を知っておくことが重要です。
内側広筋は、膝関節の安定性に関わる筋肉です。
ここでは、内側広筋の機能や役割、そして内側広筋のトレーニング方法について解説します。
膝の問題や怪我のリスクを軽減し、健康な膝を保つためにぜひ参考にしてください。
強化にオススメの方は
- 高齢者
- スポーツ選手
- 太ももをスッキリさせたい方
内側広筋の機能と役割
内側広筋は、大腿骨(ももの骨)の内側に位置する筋肉です。
膝関節のの安定性を維持する重要な役割を果たしています。
内側広筋の主な機能は、次の3つです。
膝関節の安定性の向上:
内側広筋は、膝を伸ばす筋肉ですが、膝関節の内側側副靭帯と共同して働き、膝の安定性を高めます。
これにより、膝への負荷やストレスが適切に分散され、怪我や痛みのリスクが低減されます。
膝の適切な位置への誘導:
内側広筋は、膝関節と膝蓋骨を内側から支えることで、膝関節の正しい位置への誘導をサポートします。
これにより、膝関節の軸が乱れること正常な動作を維持し、膝蓋骨も安定することで膝への負担を軽減します。
下肢全体のバランスの調整:
内側広筋は、他の筋肉群と協力して下肢のバランスを調整します。
特に、太ももの外側に位置する外側広筋とのバランスが重要であり、
内側広筋の強化によってこのバランスを保つことができます。
内側広筋のトレーニング方法
内側広筋を効果的にトレーニングするためには、次のエクササイズや方法を取り入れることがおすすめです。
- 脚を開いて座ります。(内転筋の張力も利用します。)
- 膝の下にタオルを置き、タオルをつぶしましょう。(膝を伸ばす)
- 腿がムキッとなりますが、内側広筋によりスイッチが入るように筋肉を触って行います。
膝を手術された方は、1日200回程度、運動の処方として出される場合がある手技です。
内側広筋の効果
- 太ももの引き締め効果
- ケガの予防
- パフォーマンスの向上
- 脚のラインの改善
大腿四頭筋は、30代が筋量のピークですが、80代になるとその筋量が50%減少します。
また、外側にある外側広筋とバランスを取っていますが、そのバランスも立ち姿勢や生活スタイルから崩れてきます。
特に内側広筋の筋力は低下傾向にあるため、鍛えることが必要になります。
膝の内側に余分なお肉が付き始めたら注意です。
膝関節を安定させるためにインナーマッスルでもある内側広筋の筋力アップは、
膝の痛みやケガのリスクを減らすためにも重要ですね。
まとめ
内側広筋は、膝の健康と安定性を保つ上で重要な役割を果たしています。
内側広筋のトレーニングやケアを適切に行うことで、膝関節の負担や怪我のリスクを軽減し、
パフォーマンスを向上させることができます。
膝の健康を守るために内側広筋に注目し、トレーニングを継続的に行いましょう。