朝のリセットルーティン ~たった3分で体が軽くなるセルフケア
ここからは実践です。
忙しい学生にも、疲れが溜まりやすい社会人にもぴったりの
「朝3分ルーティン」。
「これだけで朝の身体が違う」と人気の高いメニューです。
■ 1.胸式呼吸と腹式呼吸を正しく行って自律神経を整える(60秒)
朝は胸まわりが固くなりがち。
呼吸で動きやすくなることで一気に全身が軽くなります。
大学生 → 集中力UP
社会人 → 朝のだるさ軽減
呼吸は「リセットのスイッチ」です。
〇胸式呼吸
胸に酸素を入れるように5秒で胸を膨らませるように吸って、7~8秒かけて吐きます。
胸が風船みたいに膨らむように繰り返します。
〇腹式呼吸
お腹を膨らませるように5秒で吸って、7~8秒かけて吐きます。
お腹がタルのように膨らみます。
〇自然呼吸
何も意識をせずに呼吸をします。
胸、お腹と波打つように動きます。
■ 2.肩甲骨まわりをゆっくり動かす(30秒)
長時間のスマホ・パソコンで
肩甲骨がガチガチな人は本当に多いです。
肩をやさしく回しするだけで、
肩の血流が良くなり頭がスッキリします。
手を肩に置き、後ろ回し、前まわしと大きく動かしましょう。
■ 3.骨盤を前後にゆらす(30秒)
座りっぱなしで固まる骨盤。
ここをゆるめると腰の張りが驚くほど軽くなります。
大学生にも社会人にも「腰のラクさ」は即効果を感じやすいポイント。
骨盤を立たせて座り、骨盤を倒したり、起こしたりします。
骨盤を倒すときは息を吐き、お腹を引き締めます。起こすときは息を吸います。

■ 4.首の前側をそっと伸ばす(30秒)
寝起きは首の前側が縮こまり、呼吸も浅くなりやすいです。
無理をせず、気持ちいい範囲で伸ばすだけで十分。
朝から頭がクリアになり、気持ちも前向きになります。
自分で頭を上に上げたら、手で顎をさらに押して上に上げましょう。

■ 5.最後の全身伸びで背骨をスッと整える(30秒)
仕上げは、手を上にのばす簡単なストレッチ。
「背骨が伸びると全身が整う」
ラジオ体操の背筋を伸ばす動きを呼吸をしながら行いましょう。
息を吸いながら手を上に上げて背伸びの運動をします。
この時、踵は床につけたままです。
吐きながら手を下ろしましょう。
■ 今日のまとめ
朝3分で体は驚くほど軽くなる
呼吸・肩甲骨・骨盤がポイント
誰でもできて安全な動きばかり
集中力UP・疲れ軽減などメリット多数

