【STEP2】“軸がある人”はなぜ美しい?姿勢・歩き方・メンタルまで変える「中心軸」の整え方
「ブレない自分」って、身体にも通じている
たとえば、こんな人いませんか?
- 立ち姿が自然に美しい
- 歩き方にムダがない
- 話す姿に安定感がある
それ、全部「身体の中心軸」が整っている証拠です。
「軸」がブレると何が起こる?
- 片足に体重をかけがち
- 歩くとすぐ疲れる
- フラフラしやすい
- 運動しても体幹が働かない
これらは、「重力に対してまっすぐ立てていない」サイン。
だからこそ、軸を整えると身体がラクになるのです。
中心軸とは?
「背骨」+「骨盤」+「頭部」が一直線になるライン。
外側の筋肉ではなく、内側(インナー)で支える軸のこと。
感覚としては、「自分の中にまっすぐ棒が通っている感じ」。
軸が定まると、呼吸も動きも軽くなります。
呼吸で軸を整える
軸=コア コアの筋肉を使って身体の軸を整えます。
コアの筋肉は、腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群のこと。
お腹の中にやじろべいの芯があるようなイメージ。
この4つの筋肉を使って身体をまっすぐにする姿勢軸を作ります。
今日からできる!軸トレーニング
【姿勢軸チェック】
- 壁に背中をつけて立つ
- かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につける
- この姿勢、ラクに保てますか?
- そして壁に付けたこの姿勢で足踏みができますか?
→ 腰の隙間が手の平1枚分よりも広ければ、軸が崩れている証拠です。
【コアの筋肉が使えているかチェック】
- お臍から指2本下に両方の人差し指を置き、横にスライドすると骨盤の骨に当たる
- 骨盤の骨から指2本内側、指2本下側に人差し指と中指をお腹の中に差し込む
- 呼吸を吐いた時、指の先に硬さを感じますか?
→コアの筋肉が使えていると腹圧が入るため筋肉の硬さを感じる事が出来ます。
硬さを感じることができない場合は、息を吐くときお臍を背骨に近づけるようなイメージで
お腹をしっかり引き締めるエクササイズを繰り返します。
【呼吸でコアトレーニング】
- 膝を立てて仰向けで両足を天井に上げる
- 呼吸を吸うときお腹を膨らませて、吐くときお腹を引き締める
- お腹を引き締めたまま、腰が床から浮かないように片足ずつ床ギリギリまで伸ばす。
→片足を床ギリギリに伸ばしたとき、腰が浮いてしまうと軸の筋肉が弱い証拠です。
【トレーニング後の姿勢チェック】
- 壁に背中をつけて立つ
- かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につける
- この姿勢で2の部分を壁につけたまま足踏みが楽にできる
→軸の筋肉を使えば余計なところの力みが抜け、楽にできます。
しばらくちょっと小さなズボンを履いているようなイメージでお腹を引き締めて生活してみよう。
軸の筋肉を使って動く事をまず癖にしましょう。
参加者の声
「正しく立てたら、呼吸がしやすくなった」(40代・女性)
「歩き方がスムーズになって、疲れにくい!」(30代・男性)
まとめ
- 軸を整えると、疲れにくく、動きやすくなる
- まずは「立ち方」から見直すだけでOK
- ポイントは腹圧。今日から軸の筋肉を使って動きましょう。
次回予告:STEP3「骨盤周りの安定性を高める」
美姿勢の鍵は「骨盤」にあり!
グラグラしない体幹は、ここから作られます。