高齢者に指導する場合、よくお伝えするのは

メリット。

高齢者は、特に身体を動かさないことで不調になりがちです。

「痛い」となると「動かさない」になってしまいます。

そして病院へ行き、「加齢」と言われて痛みを我慢した生活を続けることになります。

少しでもこのような状況を少なくするには

身体についての知識をわかりやすくお伝えする事です。

どうしてそれが必要なのか。なぜをひも解いていきます。

身体の仕組みを理解して自分の身体と向き合う。

そして難しい手技ではなく、簡単な手技で変化することがわかると

自分へのケアを心掛けることにつながっています。

良くない動きの癖があるように

良い動きを癖にすればよいのです。

毎日行うことでそれが当たり前に行う癖になってくるのです。

１４年の教室運営の実績から

多くの参加者は「毎日続けています」の感想を持ち

その理由は、「身体が楽になるから」でした。

プログラムは、続けられる要素がたくさんあります。

身体を動かすメリット

なかなか動かす事に後ろ向きな高齢者には

メリットをお伝えしています。

まずは、講座の前に頭で動かした方が良い理由をインプットしてもらいます。

そうすると

その後のノリが全然違ってきます。

もともとやる気のある方が講座に参加してきますが、

脳も教育していくという感覚ですね。

１．線維芽細胞の活性

新しいコラーゲン、エラスチンを作ります。

これは血管、関節が若返る自前のサプリメントになります。

２．筋芽細胞の活性

筋肉の質が向上し、脂肪のない状態になります。

これは関節の負担を軽減し、自前のコルセットになります。

３．血管から筋肉への糖の運搬活性

代謝が上がりどんどん糖の処理を促進します。

これはインスリンの代わりの働きとなり、糖尿病の予防につながります。

４．筋ポンプ作用

血液、リンパの流れを促進します。

これは冷え性や肩こり、腰痛予防につながる自前で行うマッサージです。

５．副交感神経が優位

心身がリラックスします。

これは、自前の精神安定剤となり内臓機能の活性や不眠予防につながります。

高齢者に限らず

「やる気」は、頭が理解しないとできなかったりします。

運動だけでなく脳の教育もしていきましょう！

＃セルフケア　＃脳の教育　#セルフコンディショニング